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| No.1 |
紅茶のルーツを探る |
〔お茶の木〕
紅茶、緑茶、ウーロン茶いずれも原料となっているのは同じ「お茶の木」。ツバキ科に属する常緑樹で、学名はカメリア・シネンシスといいます。おおもとの原産地はチベット山脈の高地と、中国東南部の山脈で、今では、インド、スリランカ、台湾、中国、日本など世界各地で栽培されています。
挿し木で茶樹の株を増やし、数年後移植しながら、茶畑を作り上げていきます。ほっておくと数メートルから十数メートルの高さに伸びてしまうので、茶摘みしやすいように1メートルほどの高さに剪定していきます。また2〜6年おきに枝を刈り込んで樹勢を回復させたり、生産性が落ちてきた老木を改植したりします。
お茶の木には大きく分けて、熱帯性の大葉種と温帯性の小葉種の2種類があります。中国種が古くから知られていましたが、1823年にブルース(Bruce. R)がアッサムのシブサガール地方で茶葉の大きな野生のアッサム種を発見したそうです。多くは、この2種、あるいはこの2種の交配により、その土地や気候などの風土に合うように品種改良されたものを使うことで、それぞれの産地の特徴を形作っているのです。
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大葉種 |
小葉種 |
| 代表種 |
アッサム種 |
中国種 |
| 葉の大きさ |
大きい 長さ12〜15センチ 幅4〜5センチ |
小さい 長さ6〜9センチ 幅3〜4センチ |
| 葉先 |
細長くとがる |
丸くてとがらない |
| 葉面 |
淡緑色ででこぼこ |
濃緑色でなめらか |
| 繊維 |
荒い |
密 |
| ふさわしい加工 |
紅茶 |
緑茶 |
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〔茶の分類〕
ルーツを同じくしたお茶は製造方法で大きく3つに分けられます。
| 茶名 |
分類 |
製法 |
| 緑茶 |
不発酵茶 |
茶葉を摘んでからすぐに、蒸気で蒸したり(日本茶)、煎ったり(釜煎り茶)し、揉んで乾燥させます。茶葉は酸化しないで緑色を保ちます。 |
| ウーロン茶 |
半発酵茶 |
日干しにしてしおれさせた葉を短時間発酵させ、加熱乾燥させます。酸化が30〜70%位進んだところで酸化を止めたものが烏龍茶です。 |
| 紅茶 |
発酵茶 |
生葉を揉んだ後、酸素に触れさせて、酸化発酵させ、加熱乾燥させます。酸化酵素は十分な湿度と、30度程度の温度で活性が活発になります。このような条件下で茶葉を100%酸化させたものが紅茶です。 |
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また全てのお茶のルーツである中国茶では、発酵茶はもっと細かく分類されるようで、弱発酵茶、弱後発酵茶、半発酵茶、後発酵茶、完全発酵茶に分かれるそうです。
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