「ティーフードを楽しもう」を振り返って

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2019年最後のテイスティング会はティーパーティーの雰囲気も含めた、華やかなものにしたい。今回のテーマはコーヒーフードでもない、ビールフードでもない「ティーフードを楽しもう」。紅茶が食べ物と合うということ、このようなものを「ティーフード」とよぶのかということをご参加いただく皆様に感じていただけたらと思い企画しました。
まず英国でのティータイムについて、時間別の呼び方やその内容について学びつつ、実際具体的にティーフードとは何かを考えてみました。「紅茶とマッチするもの」「手でつまめるもの」「ティースタンドにのせる小ぶりなモノ」を
おおよその定義として、今回は「ティーサンドイッチ」「タルトレット」「キッシュ」「スコーン」を取り上げました。その歴史や食べ方などを知っていただきながら、実習をしていただく形にしました。
まず初めは「キューカンバサンドイッチ」です。きゅうりのみでビネガー、塩というさっぱりとしたレシピをご紹介し、実際にきゅうりをしんなりさせる→バターをパンにつける→少しずらして重ねながらおもしをしてパンとなじませて
完成したらカットするという手順で行ないました。ビネガーが入ることでさっぱりとした上品な味になるきゅうりが頼もしいような感じでした!
「タルトレット」は型にカスタードクリームと生クリーム、ドライフルーツなどでデコレーション。アクセントにシナモンもかけたら、デザート感がアップしたように思いました。次に「キッシュ」はT会オリジナルでぎょうざの皮を使ってたこ焼き器で焼いたシンプルな玉ネギ、ピーマン、ベーコンのキッシュ。最後に「スコーン」はマユール時代のオリジナルスコーンです。ここにクロテッドクリーム、いちごジャムを添えたものをご用意しました。

すべてそろったところで紅茶を淹れます。こちらでデモンストレーションしたあと、参加者の方にもお茶入れを手伝っていただきました。このようなアフタヌーンティーに合う紅茶は①ストレートミルクティーに合うお茶②フードと合わせた時にしっかり乳脂肪分などを流せるお茶として、今回は「ウバ」「アッサム」「ダージリンセカンドフラッシュ」をセレクトしました。

その時間の中で紅茶とフードの掛け合い、フードとフードのバランス、ひとくちで手でつまめるティーフードを楽しんでいただけたのなら幸いです。ティータイムとはやはりフード合ってはじめてにぎわうものなのではないかと改めて
思いました。2019年の締めくくりのT会として、ふさわしいテーマでした。2020年も様々な企画で一緒に紅茶を楽しんでいきたいと思います。どうぞよろしくお願い致します

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