テイスティング会「ダージリンファーストフラッシュ2026を味わう」を振り返って

8月28日のテイスティング会は、「ダージリンファーストフラッシュ2026を味わう」というテーマで実施しました。
今年入荷した唯一のマーガレッツホープ茶園のファーストフラッシュは繊細でフルーティー。マスカテルで柔らかいのど越し。昨年入荷したアボングローブ茶園のファーストフラッシュも抽出して比較しました。
ヒマラヤ山脈の尾根と谷が入り組んでできる「ダージリン7つの谷」において、地図を見て確認。標高差や茶園の向き、また土壌などによってうまれる茶園ごとの味の特徴があることをご説明いたしました。自然が産み出す風や霧や太陽などによって味が決まるというのは、茶園が大自然のなかにあることを痛感させられます。テイスティングカップを用いた茶殻の観察、水色(すいしょく)を見る、吸い込むように味わう・・・などみなさまでテイスティングを深めることができました。

そのあとは定番のアフタヌーンティーのメニューを和食材や調味料を取り入れた「和フタヌーンティー」をダージリンファーストフラッシュとともに楽しんでいただく時間となりました。そのとき深蒸し煎茶もお入れしてフードと相性のいいのはどちらなんだろうと・・・皆様には1つ1つのメニューに問いかけながら食べ進めていただきました。深蒸し煎茶は通常の煎茶より約2倍かけて茶葉を蒸して作られていて、文字通り深みがあってコクがあって、ティータイムの菓子や食事にも合わせやすいので、今回アフタヌーンティーに取り入れてみました。

皆さんにお伺いしたところ、あんこのスコーンは深蒸し煎茶が合うと思われた方が多く、抹茶チーズケーキにはダージリンファーストフラッシュの香りが上回ったというご意見がありました。わらび餅は・・・深蒸し煎茶はしっくりくるけど、ダージリンファーストフラッシュのほうがきな粉の香ばしさがアップするようだとのご意見。全てのフードに対して、感じ方は違うけれど、甲乙つけがたい飲み物だったと思っていただけたようです。

今まで抽出していたダージリンファーストフラッシュの茶がらをとっておき、さらに濃く煮出して紅茶染めを行ないました。今回レースペーパー、新聞風の包装紙、手すき紙など風合いがでる紙を染めることにしました。塩を加えて色止めにしました。簡単ではありましたが、皆様とても個性が出るような作風となっていました。紅茶染めを漬けてある時間に、デザートとしてチョコレートアイス梅ダージリン添えをお出ししました。
今井真実さんのレシピを参考に作った梅ダージリン、ダージリンは昨年のファーストフラッシュを合わせました。

収穫量の少なさ、収穫の手間、輸送コストの上昇などで、高額になってしまうダージリンファーストフラッシュ。テイスティング、アフタヌーンティー、茶殻を使っての紅茶染めまで…余すことなく楽しめたひととき。また来年も参加いただけるみなさまとこの美味しさを分かち合いたいです!

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